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開墾blog

大和田の開墾日記

07/23 (土曜日)

塩害被害を受けた農地にトマトが実りました!

◆大交流で東北の農地を蘇らせたい

 東北の復興はもちろん東北の人たちが主役だけど、私たち東京や首都圏に住む者も息長く一緒に活動をしたいと思っています。 

 私は震災後、毎月一回は東北に足を運ぶようにしています。4月は気仙沼と、大崎市に。5月も大崎市に。そして、6月4日は宮城県岩沼市に塩害被害を受けた農地にトマトを植えに行って来ました。翌5日は気仙沼近くの山に植樹に行って、「森は海の恋人」の畠山さんや、オークヴィレッジの稲本さんらと広葉樹の苗を植えてきました。今月は15~16日に宮城県亘理町で「復興を考える東北と首都圏の女性の交流会」を開催し、帰りは仙台の「東北六魂祭」にも立ち寄ってきました。大変な人出でしたよ。

 東北六魂祭

総勢70余名でトマトの苗を植える

 で、トマトですが、NPO法人農商工連携サポートセンターとマイファームが共同で企画したツアーで、親子連れや東京などから49人が参加しました。参加者は「ガレキの撤去など力仕事はできないけど、何かしたかった。」、「復興のお手伝いができることは本当に嬉しい」と参加動機を語っていました。

 熊本の塩トマトなど甘くて美味しいと有名ですが、トマトは塩分に強い野菜なのです。塩分に強いということで、ネギの苗と、有機綿の種もまいてきました。種はオーガニックコットン「アバンティ」の渡邊社長からお預かりした茶綿です。

  岩沼市は水田が広がる田園地帯ですが津波の被害がひどく、排水設備が壊れ、田植えのできない水田が沢山あります。周辺の松林は茶色く枯れ、防波堤も未だ崩れたままです。

          水田には未だにガレキが散乱しているところも 

  2軒の農家と地元のロータリークラブの協力を得て、畑とビニールハウスに約600本の苗を植えました。農家の方が「田畑はほとんど津波の被害を受けて、今年は何にも植えられません。でも、今日こうしてトマトを植えることができたのは、本当に嬉しいです。何か一つでも実れば、本当に励みになります。」と言われ、じーんときました。

  トマトの苗を植えるといっても、普通の状態の農地ではありません。塩分がとても強いのです。そこで、マイファームの西辻さんは国内外の文献をリサーチし、土壌から塩分を除去(分解)する微生物を3週間前に入れて土壌を改良しました。また、根が伸びる力を最大限発揮するよう、根を2センチ程度まで切って植えるという特殊な手法を考案し、それを実証してみたのです。

根を切って植えてみた。西辻さん



皆で植えました

1か月後には立派な看板も

オーガニックコットンの種も無事生育中

ついに真っ赤に実りました 

 その後、一部に塩分が強いために起きる尻腐れ病が出たものの、トマトは無事に真っ赤に実りました。昨日、マイファームの西辻さんのところに届いたトマトの写真です。「味はかなり甘みがあって、しかし外は酸味があるというトマトとして理想の形です。」と西辻さん。私も早く食べたい!

02/15 (火曜日)

『アグリ・コミュニティビジネス -農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会-』出版しました

一年かけて書き上げた初の単著を、京都の学芸出版社から出版しました。まちづくりや建築の専門出版社です。

本には、えがおつなげての曽根原さんはもちろん、開墾対談にも登場いただいているマイファームの西辻さんや、農商工連携サポートセンターの大塚さんも登場いただいています。

私が農山村を訪問するようになってまだ3年余りですが、東京生まれで東京育ちで故郷が無いからか、いずれの農山村やそこの人々は魅力に満ちていると感じました。

そして、農山村は資源の宝庫だと知るようになりました。また、そこで農産物や自然、文化を活かした暮らしやビジネスを起こし、都市と農村の交流を促し、豊かで幸せな地域づくりをしている人達に出会いました。

その活動を「アグリ・コミュニティビジネス」と命名し、地域の課題を解決し、コミュニティづくりに取り組む企業、自治体、NPO、新規就農者など13の事例を紹介しています。

すでに、サステナブルな暮らし方にシフトしている人や地域ばかりでした!!



はじめに、おわりに、そして講演会などのお知らせを学芸出版社のhttp://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1280-4.htmホームページに掲載いただいています。

<目次>
◆chapter1──開墾に行こう!

1 「耕作放棄地・開墾スタディツアー」に参加する都市の人々
2 食糧危機への不安、自給に憧れる都市生活者
3 自産自消は楽しい
4 65歳を超えた農業者の平均年齢
5 マーケティング3.0

◆chapter2──自然資源を活かしたビジネスの新機軸

2・1 都市近郊の耕作放棄地50haを菜園に再生
   マイファーム(京都府京都市)

2・2 森で周年放牧された牛たちが、ゆったり草をはむ
   アミタ「森林ノ牧場 那須」(栃木県那須町)

2・3 農家、土壌、着る人の健康を考える―オーガニックコットンの草分
   アバンティ(東京都新宿区)

2・4 植物の力を暮らしに活かす―ハーブのある生活を広めて30年
   生活の木(東京都渋谷区)
◆chapter3──豊かな地域社会づくり

3・1 都市農山村交流で限界集落の耕作放棄地を再生
   えがおつなげて(山梨県北杜市須玉町増富)

3・2 土づくり、人づくり、美しい里づくりで40年
   霜里農場(埼玉県小川町下里)

3・3 生物多様性を育み、地域づくりへつなげる
   コウノトリの野生復帰(兵庫県豊岡市)

3・4 おむすびが人と人の絆を育む
   ふゆみずたんぼ/鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)

3・5 ”根のある暮らし”の提案
   群言堂/他郷阿部家(島根県大田市大森町)

3・6 みどりの風が吹く”疎開”の町
   森のようちえん/森林セラピー(鳥取県智頭町)
◆chapter4──都市から移住した新規就農者たち

4・1 限界集落を女性パワーで”源快集楽”に!
    キノコハウス/西会津ローカルフレンズ(福島県西会津町)

4・2 大企業社員から転身、有機にこだわる山里の農的暮らし
    ひぐらし農園(福島県喜多方市)

4・3 三ツ星レストランの給仕長から有機農業事業の経営者に
    ビオファームまつき(静岡県富士宮市)
◆chapter5──アグリ・コミュニティビジネスの始め方
 
1 事業プランをデザインする
2 地域の資源
3 都市生活者のニーズ
4 独自性、物語性の検討―SWOT分析
5 4つのCで考える―多様な主体の協働で地域価値をつくる
6 その他のポイント
◆chapter6──農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会

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<講演会情報> 
 1/28 仙台・計画行政学会東北集会
 2/28 京都・出版記念セミナー
 3/3  池袋ジュンク堂 19:00~

08/21 (土曜日)

たわわに実る開墾村の稲

昨日は『美味サライ』(サライの別冊で年2回発行)、11月発行号の取材で増富へ。美味を通じて地域活性化が特集テーマということで、NPOえがおつなげての活動を4ページご紹介することに。

ちょうど三菱地所の空土プロジェクトの親子自然体験ツアーに合わせ、曽根原さんを取材。トウモロコシやトマトは収穫時期。花豆の朱色の花が咲き、大豆も小さな紫の花をつけていました。

増富特産の花豆は大きくて柔らかい



花豆のできぐあいを確認する曽根原さん



花豆畑、青大豆畑、棚田で、グラビア風の撮影を行い、

代々種継きてきた青大豆。甘くておいしい



三菱地所「空土ファーム」の棚田。今年は酒米も植えている



そして、我らが「開墾村」の田んぼは、目印のほうの木の横。しっかり実り始めていました。

ほう葉の木陰は涼しい



たくましく育っています



  今年の4月はこんな様子でしたよね・・

 

山の美しい水と、豊かな土に育まれて、10数年ぶりに田んぼとしてよみがえりましたね。

美しい稲穂



ということで、10月2日、3日の稲刈りがますます楽しみになりました。

開墾もしますよ♪ 開墾してみたいという知人・友人にお声掛けの上、皆ででかけましょう。昨年11月に仕込んだ味噌の味噌開きもあるとか!開墾ダルマの目入れも忘れずに。 (8/20訪問) 

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